こんにちは、だいちゃんです。
わが家の外壁はモルタルなのですが、築6年目にして北側の壁にコケが目立つようになってきました。
再塗装するにはまだ早いし、かといってコケを放っておいても壁に良くなさそうなので退治しないといけません。
色々と調べた結果、ある薬剤を使うことで簡単に除去できることがわかりました。
そこで、わが家の外壁の苔を退治した方法をご紹介したいと思います
塩化ベンザルコニウムで簡単激安コケ退治
コケ退治に使用した薬剤は塩化ベンザルコニウムです。
ヨドバシドットコムで500ml 312円で購入しました。薄めて使うことを考えたらめっちゃ安いです。
塩化ベンザルコニウムとは
塩化ベンザルコニウムは殺菌消毒剤です。家庭用の傷口用消毒剤の主成分として使用されていることが多い薬剤で、逆性石鹸と言った方がわかりやすいかもしれません。
陽イオン界面活性剤の働きで、カビや細菌の細胞を破壊することで殺菌効果を発揮してくれます。
今回はコケ取り目的で購入しましたが、手指消毒や衣類のニオイ取りにも使えます。しかも、消毒液として使うときは100倍や200倍に希釈して使用するので、安価に大量の消毒液を獲得したことになりますね。
外壁のコケを退治する
それでは、さっそく外壁のコケを退治していきましょう。
希釈液を作る
まずは、塩化ベンザルコニウムを水で薄めます。
参考にしたサイトによって濃度がまちまちだったのですが、塗装やモルタルへの影響が心配だったので、一番濃度が薄かった10倍液で試してみることにしました。
塩化ベンザルコニウム 30ml と 水 300mlで希釈液を作りました。
まずはお試しで1回、散布後に効果があることを確認してからもう1回で60ml使用しました。
塩化ベンザルコニウム散布前の外壁
希釈液を散布する前に外壁の状況を確認しておきましょう。
1枚目はちょっとわかりづらいですが、2枚目はしっかりコケがついていることがわかると思います。
窓枠にもしっかり生えてます
希釈液を霧吹きで散布
塩化ベンザルコニウム10倍希釈液を霧吹きで散布していきます。
後で効果がわかりやすいようにすることと、何かあった時に大きなダメージを負わないようにする意味もあって、まずは半分弱くらいの広さに吹いていきました。
散布する際は、マスクと手袋を着用した上で、風上から散布して薬剤を浴びないようにした方が良いと思います。
散布から数日後
散布翌日くらいは全く変わらなかったので大丈夫かな、、、とおもっていました。
しかし、3〜4日後には効果が現れてきました。写真を撮るのが遅くなってしまったのですが、散布から10日後の状態がこちらです。
コケが落ちているのがはっきりわかると思います。
ブラシで擦ったりとかは一切していなくてこのわかりやすさです。
これで効果に確信が持てたので、壁全体に散布していきました。
数日後にはすっかり緑色はなくなっています。
まとめ
塩化ベンザルコニウムは安くて簡単に壁のコケを退治できる
500ml入りの塩化ベンザルコニウムを312円で購入し、60mlを使用して一通りのコケ取りができたので、約37円でコケを取ることができたことになります。
コケ取り専用剤として市販されているものですと、500mlで1000円近くすることもあるので、かなりコスパの高い薬剤だと思います。
コケ退治以外にも色々使い道があってお得
塩化ベンザルコニウムは消毒剤なので、コケを退治した後も色々と使えて便利です。
手指消毒、殺菌には100〜200倍で希釈して使えますし、傷口の消毒には400倍〜1000倍の希釈液で使えます。
100倍液を霧吹きに常備しておけば、テーブルなどのちょっとした拭き掃除をするときに吹きかけて乾拭きすれば消毒もできて一石二鳥ですね。
定期散布で予防効果に期待
コケが生えてしまった後だけでなく、時々壁に吹いておけばコケの発生を予防できるようです。
このあたりは、実際にやってみて、数年後にコケがもう生えてこなくなったよ〜って報告ができたらいいですね。
外壁のコケにお悩みの方は、試してみてはいかがでしょうか。
それでは、また
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