【AWS】Lightsail と Route53 で取得した独自ドメインで WordPress サイトを構築する〜後編〜

こんにちは、だいちゃんです。

前回は、Lightsailでインスタンスを作成して、静的IPアドレスを設定することろまで行いました。

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今回は、Route53 で独自ドメインを取得し、DNSゾーンを設定して実際にドメイン名でWordPressにアクセスできるようにしていきます。

併せて、WordPressの初期設定も行います。

目次

Route53でドメインを登録してDNSホストゾーンを設定する

独自ドメインの登録

マネジメントコンソールからRoute53 のコンソールを開きます。

ドメインの登録から、登録したいドメイン名とTLDを選択してチェックをクリックします。

利用可能と表示されていたら、カートに入れて続行しましょう。

次に、ドメインの管理者情報を入力していきます。

必要な情報を一通り入力し終わると確認画面に遷移します。

確認画面の最後で、メールアドレスの確認を行います。

以下のようなメールが届くので、メールのリンクを開いて本人確認が完了します。

メールアドレスの確認が完了したら、注文を完了しましょう。

注文完了後、Route53のコンソールにドメインの登録状況が表示されます。

ドメインの登録に成功と表示されたら完了です。

僕が登録した時でだいたい25分程度かかったと思います。

Lightsail で DNSゾーン作成

ドメインの登録が完了したら、次はDNSゾーンを作成して名前解決が出来るようにしましょう。

Lightsail インスタンスを使うときに注意が必要なのは、DNSゾーンを Lightsail で作ることもできるし、Route53 で作ることもできるということです。

今回は Lightsail でDNSゾーンを作成していますが、この場合は Lighsail 側のDNSサーバを Route53 側に登録してあげないと名前解決ができないので気をつけてください。

DNSゾーンを作成したからOK!と思ってドメイン名で開こうとしたら全然開けなくて、Lightsail のDNSゾーンとRoute53 のDNSホストゾーンの関係を理解するまでは焦りました、、、

それでは、WordPressインスタンスの管理画面から、DNSゾーン作成をクリックします。

登録済みドメインの入力で、先ほどRoute53 で登録したドメイン名を入力して、DNSゾーンの作成をクリックします。

DNSゾーンが作成されました。

それでは、レコードの追加をクリックしてDNSレコードを追加していきましょう。

Aのレコードをプルダウンから選択します。

特にサーバを分けることもしないので、サブドメインは @ で全てのサブドメインを対象にしておきます。

解決先の入力欄をクリックすると、静的IPアドレスのリソース名が表示されるので選択します。

A のレコードが追加されました。これで、ドメイン指定で開くと静的IPアドレスにアクセスしてくれるようになります。

ついでに、サブドメインwww指定の場合はwwwなしにリダイレクトするCNAME のレコードも設定しておきました。これはあってもなくてもいいような気がします。

DNSゾーンの詳細タブの一番下にネームサーバーの一覧が表示されているので控えておきましょう。

Route53 にLightsail のDNSゾーン設定を登録

Lightsail でDNSゾーンの作成が終わったので、Route53 にDNSサーバを登録していきます。

Route53ダッシュボードから、ドメインの登録の下のドメインというリンクをクリックし、登録済みドメインの画面でドメイン名のリンクをクリックします。

登録済みドメイン > 作成したドメイン名 の画面が表示されたら、ネームサーバーの追加/編集というリンクをクリックします。

ネームサーバーの設定画面が開き、Route53 のネームサーバーが設定されているところを、先ほど控えておいたLightsail のネームサーバーに書き換えて更新します。

保留中のリクエストに進行状況が表示されるので、完了したらドメイン名でWordPressの画面が開けることを確認します。

WordPressの初期設定

SSL接続設定

ドメイン名でアクセス可能になったあとは、SSL証明書を作成してhttpsで接続できるようにします。

TeraTerm等のターミナルまたはWebコンソール画面でサーバにログインし、以下のコマンドを実行します。

sudo /opt/bitnami/bncert-tool

ドメインリストの入力を求められるので入力します。

ドメインを入力して進むと、www付きドメインを追加するかと聞かれました。
Yで進んでみたのですが、名前解決に失敗したというので n にします。
CNAMEは登録したのですが、どのみち使ってないですから気にしないことにします。

ただし!このままだとwww付きからwwwなしへのリダイレクトがされないので、できることはやっておいた方がいいですね。

Enterを押して進みます。

HTTPからHTTPSへのリダイレクト設定をするか聞かれるのでYで進むと、インストーラーがやること一覧が表示されるのでYで同意します。

Let’s Encrypt の証明書作成画面に移ります。メールアドレスを入力し、AgreementにYで同意して進みましょう。

証明書のインストールが完了し、Success が表示されることを確認します。
Press [Enter] to continue: が表示されるのでEnterで抜けます。

あとは、https://ドメイン名 でWordPressの画面が表示されることを確認しましょう。

bitnamiロゴの非表示化

bitnami のWordPressは画面の右下にbitnami ロゴが表示されているので消しておきます。

以下のコマンドを実行しておきましょう。

sudo /opt/bitnami/apps/wordpress/bnconfig –disable_banner 1
sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache

ブラウザでリロードすると消えていると思います。

以上です。

おつかれさまでした!

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この記事を書いた人

はじめまして、だいちゃんです。
インフラ系エンジニアやってます。

IT技術に関することや趣味のこと、子育てに関することなど思うままに書いていこうかと思います。

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