こんにちは、だいちゃんです。
節約の第一歩は固定費の削減から、というのはよく言われますね。固定費の中でも通信費の節約は手をつけやすくて、一度設定してしまえば効果は持続しやすい部分だと思います。
僕は2021年3月に1年間無料キャンペーンを利用して、家族で楽天モバイルに乗り換えました。
1年の無料期間が経過したわけですが、やはり一度無料を経験してしまうと「なんとか無料を維持したい」と考えてしまいますよね。
そこで、登場したのがauの新サービス povo 2.0 です。povo2.0 は月額基本料無料で最大128kbpsのデータ通信が使えて、必要に応じて高速データ通信等のオプションをトッピングとして購入して利用します。
基本料金無料のサービスの組み合わせで、無料とは行かないまでも出来る限りスマホ代を抑えられたらいいですよね。
ということで、僕が実践中の「楽天モバイルとpovo2.0を利用して極限までスマホ代を節約する方法」を書いていきたいと思います。
【2022/5/13追記】2022年7月から楽天モバイルの無料枠がなくなります
悲報です(涙)。せっかく記事を書いたばっかりなのに、楽天モバイルの新プランが発表になりました。
1GBまで0円の枠が廃止になり、0〜3GBが990円(税込1,078円)になります。
既存ユーザも自動的にプランが移行され、以下の経過措置が取られるとのこと。
既存ユーザーに対しては移行措置として、7月1日の新プラン提供開始から4カ月間は「月1GB以下は実質無料」となる還元策を実施する。具体的には、7~8月請求分に対しては月間1GB以下のユーザーは無料という従来の料金を適用する。9~10月の請求分については、「(ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料の3円を含む)1081円分の楽天ポイントでの還元」が実施される予定だ。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2205/13/news154.html
無料枠がなくなる代わりに、SPUの方で還元率が上がるようです。
Rakuten UN-LIMIT VIIのユーザーは、現状の楽天モバイル加入による1%の上乗せに加えて、キャンペーンで1%が上乗せされる。また、楽天のダイヤモンド会員(楽天カード会員)の場合、キャンペーンでの上乗せ分がさらに追加で1%上乗せされる。基本還元率の1%を含めると、楽天モバイルと楽天カード加入で最大6%の還元率となるとしている。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2205/13/news154_2.html
無料ではなくなったとはいえ、Rakuten Linkの通話無料があることを考えれば、3GB以下で1,081円というのは他と比べても格安だと思うので、しばらくは楽天モバイルメインでステイかなと考えています。
【結果】2022年4月の利用料はトータル220円で済みました
楽天モバイルの無料期間が3月で終了した後の4月ですが、povo2.0と回線切り替えを駆使して楽天モバイルは0円を維持しました。
2回線トータルのデータ使用量は1GB/月を超過していますが、#ギガ活でもらった300MB/3日間のプロモコード2つを4月後半の週末に充てたことで、楽天モバイルのデータ使用量を1GB以内に抑えることに成功しています。
ちなみに、プロモコードはすき家で家族4人分の牛丼をテイクアウトするときに会計を2回に分けてもらって、300MB/3日間のプロモコードを2つゲットしています。
しかし、povo2.0の利用期間が180日が迫ってきたため、smash.使い放題パックを購入したので合計220円となりました。5月以降はpovoの維持費がかかるまで0円を目指そうと思います。
前提条件
今回の節約方法を実践するには、いくつかの前提条件が必要になります。
デュアルSIMスマホを利用していること
2社の回線を利用するため、SIMを2枚使えるスマホを使用する必要があります。僕の場合はiPhone SEを使用していて、楽天モバイルはSIMカードでpovo2.0はeSIMで契約してます。
ライトユーザであること
テレワークや主婦などで在宅時間が多く、基本的には自宅の光回線等を使用して、外出時のデータ通信は多くない方に向いています。
毎月のデータ通信量が1GBを少し上回る程度なら今回の方法でスマホ代ゼロに近い状態を目指します。
→ 無料枠がなくなるので目指せなくなりました。。。。
3GB〜4GB程度の場合も、楽天モバイル一本だけで使うよりはpovo2.0を組み合わせた方がスマホ代を節約できると考えています。
節約のためなら面倒なことでも惜しまず実践できること
高速データ通信の使用量を時々チェックしたり、回線を切り替えながら使ったりするので、手間がかかると思います。そういった、ちょっとした手間でも苦にならない方に向いていると思います。
楽天モバイルの料金体系
まずは、楽天モバイルの料金体系を見ていきましょう。以下のように月間の高速データ通信の使用量によって変わります。
データ通信使用量 | 料金 |
980円/月(税込1,078円) | |
3GB超 〜 20GB | 1,980円/月(税込2,178円) |
20GB超〜 | 2,980円/月(税込3,278円) |
僕は現在テレワークで、自宅の光回線(Wifi)を使う時間が圧倒的に長いので、気をつけていれば1GB以内に抑え込むことは可能です。しかし、外出の機会が増えたり、ちょっと油断して使っていると1GBを超えてしまいます。
1GBをちょっと超えただけでも、0円が1,078円になってしまいます。めっちゃ悔しくないですか笑?
今までは1年無料に救われていましたが、それも無くなったのでこのラインを越えないようにする必要があります。
→ 無料枠がなくなるので、チマチマと使用量を気にする必要は無くなりますね。
povo2.0の料金体系
次にpovo2.0の料金体系を見てみましょう。
基本料金 0円国内通話 税込22円/30秒
基本はこれだけです。データ通信は最大128kbpsで使えます。あとは、必要に応じてデータ通信や通話オプション等をトッピングとして購入して使用します。
個々のトッピングについては数が多いので、具体的な利用パターンで紹介することして、ここでは割愛します。また、povo2.0は購入以外にも au 関連サービスの利用で高速データ通信を貰うことができます。
180日間以上課金が発生していないと利用停止される
最大128kbpsの通信を無料で使えてしまいますが、さすがに無料でずっと使い続けることはできません。
180日間の間、有料トッピングの購入または合計660円以上の通話料・SMS利用料が発生しないと利用が停止されます。契約維持のためであれば、220円/回の smash. 使い放題パックが一番安いトッピングになります。
利用停止になってしまった場合、契約解除になっていなければ有料トッピングの購入で利用停止が解除されるようですが、利用停止状態ではアプリからの購入ができないので、サポート経由で購入する必要があるようです。
povo謎で無料データ通信をゲットする
月に1回程度、povo謎というキャンペーンが行われます。期間限定で出題される謎解きに正解すると、3日間使用可能な 300MBの高速データ通信を貰えます。使い方は、正解の画面にプロモコードが表示されるので、それをアプリに入力するだけです。
タダで貰えるものではありますが、謎解きの難しさの割に貰えるデータが300MBは割に合わないという意見もあったりするようで、、、Twitterでpovo謎を検索するとたくさんヒントがゲットするのでがんばって解きましょう。
#ギガ活 で無料データ通信をゲットする
povo2.0には、街のいろいろなお店を利用すると高速データ通信を貰える #ギガ活 があります。
#ギガ活にエントリーをして、対象店舗で一定の金額を au PAYで支払うと後日メールでプロモコードが送られてきます。
500円以上の支払いで300MB/3日間というのが一番多いです。
詳細は公式ページを確認してください。
https://povo.jp/spec/topping/data_program/
【1GB〜2GB/月の場合】楽天モバイル+povo2.0で 0円〜390円/月を目指す → 2022年8月まで
月間の高速データ通信の使用量が1GBをわずか越えてしまう方向けの戦略を考えてみます。
前述の通り、僕はこの方法で220円/月で4月を乗り切っています。
STEP1 毎月中旬ごろに楽天モバイルのデータ使用量を確認する
月間の使用量が少ない方であれば、毎月中旬ごろならデータ使用量にもまだ余裕があると思います。
15日から20日くらになったら、1GBまでの残りがどれくらいあるかチェックしましょう。
0.5GB程度しか使用していなければ、月の最後の週くらいにもう一度チェックしましょう。
そのままのペースでも乗り切れそうなら、マメに使用状況をチェックして1GB/月以下をキープします。
→ 無料枠が廃止されたら要らない作業になりますね。
月の半ばで0.6〜0.7GB使ってしまっている場合、1GB/月を超える可能性が高いのでSTEP2を検討します。それ以上使ってしまっていて、もう1GBに迫っているような場合はSTEP3 のトッピングの購入も視野に入ってくるかもしれません。
STEP2 #ギガ活でゲットした高速データ通信を使って楽天モバイルのデータ通信の消費を抑える
日常のお買い物の際、可能であれば #ギガ活を利用して高速データ通信をゲットしておきましょう。
https://povo.jp/spec/topping/data_program/
#ギガ活は事前にエントリーしておく必要がありますが、1度だけで良くて、都度エントリーの必要はありません。
対象店舗で対象金額以上をau PAYで支払うと、後日プロモコードが記載されたメールが届きます。
プロモコードは大体1ヶ月以内の利用期限があるので、使い忘れがないように注意してください。
プロモコードをアプリで入力すると即時反映で利用可能になります。利用時間は、3日間であれば登録した時間から3日後の23:59:59まで利用可能になるようです。
例えば、1日の朝8時に登録した場合、4日の8時で0GBにはならず、データ残があれば 5日の0時になるまで利用可能です。
ゲットしたプロモコードは、週末などの利用頻度が高いタイミングで適用します。プロモコードを適用したら、スマホの回線をpovoに切り替えておくことを忘れないようにしてください。
こうすることで、楽天モバイルのデータ通信を抑えて、楽天モバイルを1GB/月以内に収めようという作戦です。
比較的利用しやすいのは、外食チェーンの利用だと思います。ローソン系列店は店舗数の多さから利用しやすそうに見えますが、コンビニで500円は意外と使わないケースが多いかなと思います。
500円(税込)以上を au PAYで支払うことで300MB/3日間 の高速データ通信がもらえる店舗の中で、個人的に利用のハードルが低そうな(店舗数が多くて1会計500円を越えやすい)店舗を挙げてみるとこんな感じかなと思います。
- ローソン系列コンビニ
- すき家
- 日高屋
- 丸亀製麺
- 松屋系列各店
- ウエルシア
- サンドラッグ
- クリエイト (2022/06/10から)
- ダイコクドラッグ(2022/06/10から)
生活圏に店舗があれば、以下のお店も500円以上の利用はしやすいのではないでしょうか
- 餃子の王将
- はま寿司
- ほっかほっか亭
あと、こちらも生活圏に店舗があればになりますが、2000円(税込み)で1GB/7日間の高速データ通信をもらえます。1会計2000円以上は越えやすい業種ですので、お近くにあったら狙いどころですね。
- カインズ
- オーケー
STEP3 データ追加1GBを購入する
月末ラスト1週間前のところで楽天モバイルの通信量が1GB近くになっていて、#ギガ活のプロモコードも持っていない場合は、1GB/7日間を購入しましょう。
1GB超 〜 3GB | 980円/月(税込1,078円) |
データ追加1GB(7日間) | 390円 |
楽天モバイルでは1GBを超過してしまった瞬間に1,078円(税込)になってしまいますが、povoの1GBトッピングなら390円(税込)なので、半額以下に抑え込むことができます。
楽天モバイル+povo2.0で 3GB超/月を税込1,078円で利用する
楽天モバイルでは3GB超で税込2,178円ですが、povoの3GBトッピングは税込990円となっています。
毎月3GB〜4GB程度コンスタントに使っている方は、povoの3GB/30日のトッピングをベースにして、使い切ってしまったら楽天モバイルに切り替えて1GBを越えないようにするという方法なら、楽天モバイル単独での利用に比べて半額に抑えることができますね。
無料枠が廃止になったら、こっちの戦略が変わってきます。
3GBまで1,078円を避けられないのであれば、楽天モバイルを基本として使用します。
月の途中で3GBを超えそうになってきたら、povo謎や#ギガ活でゲットした高速データ通信に切り替えて、楽天モバイルが3GBを超えないようにしましょう。
もしくは、スマホを使わない時はpovoに切り替えておいて、プッシュ通知やバックグラウンド通信等で楽天モバイルのデータが消費されるのを抑えるという作戦もありですね。
このようにpovoと組み合わせることで、楽天モバイルだけだったら3GB超で追加される1,100円を節約することができそうです。
1GB超 〜 3GB | 980円/月(税込1,078円) |
3GB超 〜 20GB | 1,980円/月(税込2,178円) |
データ追加3GB(30日間) | 990円 |
おわりに
月額課金制をベースにして無料の範囲を設定した楽天モバイルと、月額課金制を廃止して都度課金の方式を採用したpovo2.0
楽天モバイルの無料枠廃止が発表されて解約してしまう人も結構いるようですが、Rakuten Linkで通話料無料になることを考えれば、トータルではまだまだお得だと考えています。
それぞれの特徴と料金設定を把握してうまく活用すれば、使う人それぞれにあったスタイルでスマホ代を節約することが可能だと思います。
ご自身の利用状況に合わせて活用してみてください。
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