こんにちは、だいちゃんです。
春になり、夏野菜の準備に入る時期となりました。
どこの畝に何を植えようか、早めに考えておかないと種まきや苗の購入に間に合いません。
昨年ははじめてだったこともあって、ほぼ書籍に書いてある通りに植えていましたが、今年はコンパニオンプランツを意識して計画を立てようと思います。
2022年 春〜夏の作付け計画
春〜夏で何を作ろうか、紙に書き出して見ました。
まずは育てたい(食べたい)野菜を畝ごとに決めていって、それに合わせてコンパニオンプランツを探して組み合わせていきました。
マリーゴールドはあらゆる植物のガードマンになってくれるようなので、各畝の両サイドに植えていくことにしています。
コンパニオンプランツとは
植物は様々な種類がありますが、植え合わせによって相性の良し悪しがあります。
相性のいい植物同士を混植、密植することでお互いの生育を助けたり、病害虫を予防する効果を利用するのがコンパニオンプランツです。
コンパニオンプランツを利用することで肥料や農薬の使用を減らしつつ、病気を防いだり収量を上げることが期待できます。
今回の植え合わせを決めるのに、以下の書籍を参考にさせて頂きました。
ピッタリくっつけて栽培した方がいい組み合わせを恋人、病害虫避けになってくれる植物をガードマン、生育を助けてくれる植物を友達といったように解説されていてとてもわかりやすく、栽培方法も解説されていてとても参考になりました。
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スイカ とうもろこしの畝
市民農園のような狭いスペースで作るのはだいぶチャレンジングな作物ですが、スイカを作れたらお得でうれしいなぁということで挑戦してみることにしました。
スイカとのコンパニオンプランツとして、とうもろこしを同じ畝に植えることにしました。
スイカととうもろこしで異なる微生物を増殖させることで、土壌微生物相が豊かになるそうです。
また、スイカは根を浅く張り、とうもろこしは深く根を張るので、養分を吸う場所が異なるため競合しないそうです。
枝豆 オクラ にんじんの畝
枝豆、オクラともに昨年の種が残っていたので今年も植えることを決めたのですが、オクラのコンパニオンプランツに枝豆が含まれていたので、同じ畝に植えることにしました。
オクラは枝豆が固定化する窒素を利用して成長できること、オクラは深く根を張りますが、枝豆は浅く根を張るため、肥料の競合が起こらないことが理由だそうです。
手書きの計画表には書いていなかったのですが、枝豆のコンパニオンプランツにニンジンがあったので、オクラと枝豆の間に種まきする予定にしています。
枝豆につきやすいカメムシはニンジンを嫌い、ニンジンにつきやすいアゲハチョウの幼虫は枝豆を嫌うので、お互いの害虫忌避になるそうです。
レタス 小松菜 小かぶの畝
小松菜やカブなどのアブラナ科の野菜は、レタスや春菊などのキク科の野菜を植えておくと、アブラナ科野菜につく害虫を忌避してくれるそうです。
昨年の種が余っているので、アブラナ科野菜は時なし小カブと小松菜、キク科の野菜はシャキシャキレタス リバーグリーンを購入して植えることにしました。
トマト ししとう バジル 落花生 の畝
こちらは、現在スナップエンドウとそら豆を植えていて、6月頃に収穫期を終える予定になっています。
豆類の後作としては、ナス科の野菜が良いようです。理由としては、豆類の根粒菌が固定化した窒素をナス科野菜が利用して成長するからだそうです。
トマトやナス、ピーマンなどが候補に上がりますが、ナスは子供があまり得意でないのでミニトマトを選びました。また、これは僕の好みでもありますが、シシトウを植えてみたいと考えていて、入手できれば万願寺とうがらしにするつもりでいます。
ミニトマトとししとうは葉ネギと密植させます。葉ネギの根に共生する拮抗菌が分泌する抗生物質の働きで、ナス科野菜の病気予防になるそうです。
また、先ほどと同様の龍で、トマトの近くに落花生を同じ畝で育てる予定です。
お花(プラスα)の畝
最後は一番通路側の畝ですが、ここは畝幅が狭いこともあるので、お花中心にしようと考えています。
メインはヒマワリを多めに植えて通路側に障壁を作って、野菜の風よけや害虫よけになってくれることを期待しています。また、害虫よけと相反するようですが、花によってくる虫たちが他の野菜の受粉を助けてくれることも期待したいと考えています。
ヒマワリの株元にはカモミールを育てます。カモミールはアブラムシが好んでよってくるそうなので、野菜のアブラムシ被害を軽減し、アブラムシ目当てによってくるテントウムシを誘引するバンカープランツとしての役割が期待されます。もちろん、花を収穫してカモミールティーを自作することも最大の目的ですね。
おわりに
記事を書くタイミングが遅くなってしまいましたが、以上の計画は4月上旬くらいに決めていて、いくつかの野菜はすでに種を購入して育苗を開始していたり、すでに定植しているものもあります。
これからは、畑の準備や植え付けの様子、生育状況などなどをご報告したいと思います。
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